理解できない・・正直な所この人たちの気持ちが理解できない。

琵琶湖で釣ったブラックバスなど外来魚の再放流（リリース）を禁じる滋賀県の条例に反対するタレント、清水国明さん（５４）ら釣り愛好家２人が県を相手取り、リリース禁止義務の不存在確認と各１０万円の慰謝料支払いを求めた訴訟の判決が７日、大津地裁であった。稲葉重子裁判長は不存在確認を却下、慰謝料請求を棄却した。

と新聞の記事丸写しではあるが、この釣り愛好家達の気持ちが理解できない。本来日本の湖には生息しない魚｢ブラックバス」が琵琶湖にもともとすんでいる魚達にどれくらいの被害を与えているのかちゃんとわかっているのだろうか？。琵琶湖に本来生息している種としての魚の生態系を破壊する・・最もすべてをこのブラックバスのせいにするのも可愛そうだが・・とにかく、琵琶湖に限らず、日本中の湖や川に異常なスピードで繁殖し、その生息数を飛躍的に
を伸ばし本来の固有種やその生態系を破壊すると言われているブラックバス・・これを釣り上げたらまた湖に戻してはいけない(リリース)。たったこれだけの事がなんでわからないのだろうか？。自分がバスを運んだのではないのだから、自分達はその魚(バス)で釣りを楽しんでいいじゃないか・・てなもんだろうか？？。

調べてみると意外と奥の深い問題を抱えているのは良くわかったが、たとえばこの清水国明氏・・あのねのねだな・・自然を愛しているって口にしてはばからないタレント・・まさにそれを売りにしているんだと思うけど、片一方で自然を愛して、その片一方で自然を愛している不利をしながら破壊するものを大切にしている（ようにみえちゃう）、って言うのはいただけないじゃないか？。

生物の絶滅速度はこの５０年で自然界の１０００倍にも達していると言う。まあ、私の商売も自然破壊の一端を担うものの端くれにいるのかもしれないが、食べると言う事と、楽しむと言う事の違いは大きいと思う。少し楽しむのを我慢して次の世代にせめてこのままで残して生きたいと思うのは少し大げさなのだろうか？。