料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
野嶋さんにもらった国産ワインが、あまりにもすばらしかったので少し勉強してみる事にした。その教科書にしてみようと思っているのがこの本だ。
私がイメージしていた国産ワインは、貴田乃瀬を開店したころ、ためしにと置いてみた大手のメーカーのワインだ。「こんなのがワインなんだ・・」と思い「国産のワインってたいしたことはないんだな」と素直に思い込んでしまった。それから国産ワインに対するイメージは一度もいい方向には動かなかった。何もしなかったわけではなく、何度もチャレンジしてはいいものを見つけられなかったという事だ。いまさらワインの勉強でもあるまいに・・・。自分の中でもそういう声が聞こえる。しかし、久しぶりに面白いと思い、少しは長続きのしそうな「対象」を見つけた気もする。のんびりとゆっくりと楽しみながら・・。
この本の著者、遠藤氏は現在「日本ワインを愛する会」理事で事務局も担当、こちらの会では愛好家に日本ワインの情報が得られるように、国内ワイナリーと日々活動をしているのだ。間違いはあるまい。この人を先生にしてしばらくお勉強させていただく事にしよう。
日本酒ももう一度おさらいをしてみなくちゃいけないし、ついでなんて言うとワインに失礼だろうが、せっかく勉強するんだから、この際「ついで」やれるものはみんなやってみよう。
貴田乃瀬に国産ワインが増えていけばいくほど、親方の勉強がはかどっていると言う事だ。
あまり大きな期待はせずに、時々「国産ワインはどうなの??」って聞いてみて。