旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-12-22 お知らせ

ふと思いついた・・実にくだらない。

1人でしこしこ仕込みをしているときに・・ふと・ふと思ったのだが。今年の冬は暖冬で(今日はかなり寒かったけど)デパートなどでは冬物衣料の売り上げがが前年対比で悲しくなるくらいの数字しか残せないと言う。・・・そうかぁ、今年の冬はあったかいのもなぁ・・。やっぱり、冬は冬らしく寒くないとねぇ・・自分が子どもだったときの12月なんて言えばアラスカに住んでるみたいに寒かったものなぁ・・(それって隙間風が吹いて、ストーブもないような貧乏だったってだけじゃないのか??)寒い時には思いっきり寒く、暑い時には思いっきり暑い方がいいよなぁ・・。
こんなに暖かい冬じゃぁ、お鍋を食べる気にもならないよなぁ・・・・。

ここだ、ここまでぼんやり考えながら「ふと・ふと」思いついたのは「ここ」だ・・。貴田乃瀬では事前の注文以外にはお鍋を作る事はないが、お鍋を売り物にしている料理屋さん達にとって、この暖かい冬は「どうなの?」と言う事を思いついたのだ。毎年貴田乃瀬でも「お鍋ってやってないの?」と言うご質問が多い。しかし、そう言えば今年は「お鍋・・」って聞かれたことがない。やはり温かい今年の冬が原因なのだろうか?。

そりゃぁ、そうだ。考えてみれば「暖かい冬」をよろこんでいるのはチョビットお年を召した方々か、冬の嫌いなうちのおかみさんぐらいだろう。スキー場には雪もない。冬物の衣料品も売れない。温泉とかに行く人も少ないと聞く・・。ってことは「お鍋」もかなりの打撃を受けているに違いない。

暖かい「冬」も悪くはないが、このまま行くと日本から木枯らしの吹く寒い冬の景色が消えてしまうかもしれない・・。誰かが言ってなぁ・・このまま温暖化が進むと、もうじき日本には極楽鳥とかが飛び回り椰子の木が生えてきて、それこそ冬になってもアロハシャツで暮らせるようになるって・・。そんな日本になった時でも「冬は鍋だ」・・と言うのだろうか??。

仕込みをしながらこんなにくだらない事を考えているのだから、まだ余裕があるじゃないか!!。

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