料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
昨日の書き込みの中で「貴田乃瀬の流れに逆らうって言うか・・・」と言う話を書いたら、ご同業の方からメールを頂いた。その方は2代目で、自分の父親の作ったお店を告いでいる。新しい何かを作ろうにも、父親の名前が大きすぎて「苦しい」と言う内容のメールだった。
貴田乃瀬の場合は自分が初代だから、どんな店にしても、どんな仕事をしても責任はすべて自分にかぶさってくるものであり、また、それだから力も入るのだと思っている。確かに2代目とか3代目の方々にしてみれば気楽で肩のこらない商売をしているように見えるかもしれないが、こちらから見たそちらも同じように見えるだけだ。「隣の芝生は・・ものすごく青い」のだ。
以前、同じようなことを書いた気もするが、手を抜いて楽をした仕事など、どれだけ続いた商売でも、どれだけお金をかけて豪華に飾った商売でも、同じようにあっという間につぶれて行くのだ。そういった仕事をすれば、料理屋だけでなく、サラリーで生活している人も大工さんも、とにかくどんな職業でも、同じようにつぶれて、つぶされていくのだ。
頑張っていることなど、特別大きな声で言うことではないと思っていたけれど、このごろは違うらしい。多少は自分の頑張りも世間の皆様に報告して理解してもらわなければいけないらしい。面倒な世の中になったものだ。
ベタベタ(今のお笑いで言えば古典的なギャグのことか・・お約束って言うやつだな)も必要って言うわけだ。自分の人生を切り売りしながら仕事をするって言うことか??。まさか!!。
仕事だけでは評価されない、かと言ってきれいだとかお金をかけたってだめだ。どんな風にこれからの商売をしていけばいいのか・・難しいじゃないか。