旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-04-01 What's 貴田乃瀬

What's 貴田乃瀬

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貴田乃瀬は「きたのせ」と読みます。

住所: 〒430-0944 静岡県浜松市田町231−1
電話: 053−455−2832
営業時間: 18:00 〜 24:00 出来ればご予約を!
休日: 日曜と、金曜・土曜以外の祝日
料金: お好みコースは6000円〜

店主の一言

お客さまに喜んでいただける美味しい料理を作ることが私達調理人の生きがいならば、やはり、飲んでうまいと言われ、料理の味を二倍にも三倍にも引き立ててくれる酒を造ることが蔵元や杜氏の生きがいや使命ではないでしょうか?

料理を作る側も酒を造る側も、まさに真剣勝負でお客さまに対応しなくてはいけないと考えます。かってテレビのコマーシャルソングで、すずきの洗い、ひらめのえんがわ、という歌がありましたが、これこそ「いい酒はいい肴で!」というメッセージをお酒を飲まれる皆さんに伝えるための歌でした。料理と酒は互いに持ちつ持たれつの関係にあるのです。

しかし、今までの料理と酒の関係を見てみると、あそこの店の料理は大変気に入っているとか、あの酒は大変素晴らしいとか、料理とお酒が別々に語られている気がします。フランス料理店でソムリエが一品一品料理にあったワインをお客さまに勧めるように、私達日本料理店でも料理に合わせた日本酒をお客さまに提供していかなければならない時代がやってきたのではないかと思います。

私の店では、お客様にご注文いただいた料理一品一品を最高に引き立てるお酒を、また、好みの酒の持つ奥深さを知っていただける料理をお出しするようにしています。「自分の好きな料理を食べて、自分の好きな酒を飲んで何が悪いのか!」と言われる方もいらっしゃるとは思いますが、本当に料理を楽しみたいのなら、本当に酒を楽しみたいのなら、料理と酒の相性を知っていて食べたり飲んだりするほうが、なおさら美味しく味わうことが出来ると考えています。

自分自身でもまだ酒を極めるとか、酒がわかっているなどとは決して言うつもりはありません、むしろお客さまに教えていただく事のほうが多いくらいです。しかし、料理を作る側ではプロを名乗り、店を開いている以上、簡単にお客さまに負けるわけにはいきません。料理と酒のより良い相性を見つけるために一生懸命努力していますので、私の作る料理と私の選んだ酒の相性をぜひ味わっていただきたいと思います。皆様のご来店をお待ちしています。

店を開くときに考えたこと

私がこの店を開くときに、一番最初に考えたのは「もし自分が料理を食べに行くのなら、そして酒を飲みに行くのなら、どんな店に行きたいのだろうか?」と言うことでした。

少し頑固なおやじ(本当はかなり頑固な)がいて、結構料理なんかにこだわっていたりする。そして、旨い酒を何気なく料理に添えてくれる。しかし、決して物事を押しつけたりせずに、高飛車にもならずにいろいろと話をしてくれる(このおやじ、実はかなり話好きだったりする)。そんな店があったら毎晩のように通ってみたいものだと考えました。一生懸命考えたつもりだったので、ついでに店を開いてしまいました。・・・もっともっとよく考えれば良かったのに。

私の店には酒のメニューがありません。料理のメニューはありますが、値段が書いてありません。すごく値段が高そうな感じですが、全然そんなことはありません。・・・少しだけです。(事実、税理士の先生に「原価率が高すぎる」と怒られています)頑固なので仕事がうまく行かないときは機嫌が悪くなったりします。調子の良いときには、酒とか料理とかサービスで出してくれたりします。・・・これも少しだけです。

おかみさんと二人で頑張っています。頑張りすぎて、お客さんをビックリさせることなんかもあります。
どんな風に? ・・・申し訳がないので少しでも手間をかけた料理を作るように努力しています。手間をかけた美味しい料理には、やっぱり旨い酒が必要だと思っています。手間をかけた分、多少の説明は必要ですが、余分な講釈はいらないと思っています。・・・講釈で酒や料理はけっして旨くなんかなりませんから。

そんなこんなで肩肘張らずに、結構楽しめる店だと思っています。・・・酒が嫌いな女性でも、大好きなおじさまたちでも、頑固なオタクの皆様でも、これから酒を好きになろうとか、もっともっと好きになろうとか色々考えている方なら。そして、料理を一生懸命真剣に味わってくださるお客様なら。すこし頑固なおやじではありますが、お客様に喜んでいただけるような仕事をしたいと、一生懸命頑張っています。

食べて美味しい、飲んで美味しい、これが一番だと思います。

追伸
少し頑固なので、うちの店の料理は少しでも自分が納得するようなオリジナリティを加えるようにしています。

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