料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
実際のところ、半年ぐらいで生ビールをほかのメーカーに換えられたのでは、ビールサーバーやジョッキなどの先行投資分が回収できないのではないかと思う。確かに。しかし、今回は少し事情が違ったらしい、半年でアサヒに乗り換えられたというところが問題なのだ。しかも発売されたばかりのビールに。
アサヒビールの営業さんは、ほぼ毎日のように貴田乃瀬に日参して自社のビールのすばらしさを宣伝していく。酒屋さんの藤田君はすでにどうやったら貴田乃瀬の生ビールをアサヒに換えることが出来るか戦略を練り始めている。一度口に出すと自分が想像しているよりもずっと速いペースで物事は進んでいくのだ。アサヒの熟撰にしようと思って藤田君に相談してから2週間ほどで実現の運びとなった。ビールが換わったと分かるお客様はそう何人もいなかったが、以前は途中で日本酒や焼酎に変わっていた注文が熟撰に変えてからは、ずっとビールが続くようになった。日本酒や焼酎に換わらないということはそのアルコールが出ないと言うことなのだから、喜んでいる場合ではないのだが、美味しいから続けて飲んでもらえるわけだ、この点は評価しなければなるまい。だが、ビール担当のおかみさんの仕事は格段に増え、その点に関しての不満は、今回ビールを独断で換えてしまった私に集中する事になる。生ビールがたくさん売れる・・おかみさんの仕事が大変になって忙しい、おかみさんが親方に怒る・・親方は悲しい・・、熟撰効果爆発のホップ、スッテップ、ジャンプだ。
ある日、アサヒの営業さんがお店に飲みに来た。
話の続きはまた明日。