料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
キンサイ。中国では各地で周年栽培するほど一般的な香味野菜です。
原産地は地中海沿岸・・と言う事は俗に言うハーブなわけですね。スープセロリときわめてよく似ていて、しばしば混同されるくらいなのだそうです。それも道理・・。紀元前、西アジアを経て中国に渡り、土着したものがキンサイ、ヨーロッパで土着したものがスープセロリになったのだそうです。ヤッパリ、ハーブだ・・。古くは薬用に使われていましたが、長い年月を経て食用にされるようになりました。
普通のセロリに比べると、茎が細くて葉も小さいのが特徴です。全体に小ぶりで柔らかくなっています。いろいろな品種がありますが、茎の部分が中空になったものと、中空部分が小さいものとに分かれ、それぞれに緑色種と白色種とがあります。茎が白いものは香りがそれほど強くなく、良質で軟白しやすいのですが、緑色のものは香りが強くなっています。しかし、いずれも茎の部分が細いため柔らかくておいしいです。
これは、私の大好物の野菜の一つです。キンサイをたっぷりと使ってスープを作ります。体が心から温まるような、おまけにお腹の調子も少しよくなるような・・気がするのですが