旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
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04-02-25 野菜 Index

野菜:胡瓜 (キュウリ)

今日はキュウリです。

かっては、大きさがまちまちで、曲がったものが市場にも多く出回っていましたが、今では、品種改良によって、細長くまっすぐで皮の薄いものができるようになりました。また時代の嗜好に合わせて苦味の少ないものに改良されています。

原産地ははっきりとしませんが、ごく近縁の野生種がインドで発見されていたことなどから、インドを原産地とする説が有力になっています。ここから西へつたわったものは、西アジア・ヨーロッパ型になり、東へ伝わったものは東アジア型になって、それぞれに発達していきました。東アジア型は、シルクロードを経て中国の華北で馴化した華北型と、東南アジア経由で北上して華南に定着した華南型にわかれ、それぞれ日本へ来て夏キュウリと春キュウリの原型となりました。

日本で本格的な栽培が始まったのは江戸時代、うりなどの果菜類の中ではもっとも早くから不時栽培がおこなわれてきました。冬至は、青いうちに収穫せず、黄色く熟してから取ったので「黄瓜(きうり)」と呼ばれ、それが名前のもとになっているといわれています。

前回のキャベツ同様、このキュウリもいつでも、何処でもお目にかかることのできる野菜ですね。随分昔の話になりますが、小学校の高学年・・5年生だったと思いますが、キュウリを本格的につくった事があります。おばあちゃんの助けを借りながらですが、農協に出せるくらいの(自分で思っているだけで、そこまでではなかったでしょうが)ものを・・・。何でキュウリになったのかよくおぼえていませんが、朝から晩まで頭の中からキュウリの事が離れないくらいに一生懸命になったのを思い出しました。残念ながら、そのキュウリの味までは思い出せませんが・・・

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