旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
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04-02-21 野菜 Index

野菜:キャベツ (続き)

キャベツの続きです。

普通、キャベツは外側の葉が十分に繁ってから結球します。かたちは扁平で腰高のものが主体になっていますが、球形の物や円錐形のものもあります。日本では、出回る時期によって春キャベツ、夏秋キャベツ、冬キャベツに分かれます。

春キャベツは早春から初夏にかけて収穫され、市場への出荷量が最も多いものです。葉が淡い緑色で中心部まで色づいていて、巻きはそれほど強くありません。柔らかいのでサラダや添え野菜として生のまま食べる事が多いのですが、浅漬けなどにしてもおいしいですね。この時期出回る春キャベツの浅漬け・・私の大好物です。柔らかいキャベツの葉が生ではなく浅漬けになったものをバリバリと音を立ててご飯のお供にするのが大好き。最近よく見かけるボールヘッド、グリーンボールなど、球形に近いタイプはこの春キャベツの小型のものです。

夏キャベツは、令涼地で栽培され、球がよくしまり葉が柔らかいのが特徴です。高原キャベツと呼ばれるものはこのタイプのものです。

冬キャベツは、寒玉とも言われ、外側の葉が鮮やかな緑色で中へ行くほど色は白くなります。球がしまり葉がしっかりしているので、千切りにしてもへたったりしません。煮込んでも崩れず、甘味が増して風味が出てきます。

紫キャベツ(通称赤キャベツ)は、葉の色が赤みがかった紫色で、葉間は白。歯ごたえがあり、サラダ向きですが、時間が立つと色が出てしまいます。

ちりめんキャベツは、葉の表面が細かくちぢれ、中心部まで緑色で美しいのが特徴です。ちりめんキャベツは何かを包み込んで煮物に使ったりするととてもきれいに仕上がるのですが、市場にいつもあるわけではないので不便を感じます。

あまりにも身近にある野菜なので、このキャベツの旬はいつだろうかなどと考えてしまいます。キャベツ本来の旬は春なのだそうですが、上にも書いたとおり、夏秋キャベツや冬キャベツなんていうものがあるわけで、1年中市場に出回っています。

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