旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-01-10 野菜 Index

野菜:枝豆 (えだまめ)

今日は枝豆です。

大豆を若いさやのうちに収穫したものを、枝豆と呼びます。しかし、最近は専用の品種がたくさんできているのだそうです。もともと大豆は原産地の中国から、朝鮮半島を経て日本に伝えられ、古くから食用としていたために栽培が盛んでした。枝豆として食べるようになったのは、江戸時代の以降のようですが、今では夏の味覚の一つとして定着して需要も年毎に伸びています。枝豆のない夏なんて想像もつかないっ・・っていう方も多いと思います。ビール党の方には夏の必需品ですよね。

タンパク質、ビタミンB、C、カルシウムを含み、栄養価はかなり高いようです。大豆の品種は日本だけでも400種ぐらいあり、現在では夏型、秋型、中間型の3つに別れています。枝豆用の種として使われているのは、北海道産の夏大豆と呼ばれるものが多く品質もいいようです。

良質の枝豆は、枝にさやがたくさんつき、さやの中に大粒の豆が平均して2〜3つぶ入っています。普通、草丈は60〜80cmほどになり、赤紫の花が咲きますが、白い花もあります。

露地物の本来の旬は、暑いさかなりの7〜8月ぐらいになりますが、9月でも関東地方でなら、東北からのものが出回ります。ハウス物は、春先から初夏にかけて。

この野菜については何も書く事がないくらいに深く家庭の食卓に浸透していますよね。まぁ、野菜って言うのは魚や肉類に比べて一般の過程で使われるものが多いですからね。

余談ですが、初夏の頃、この枝豆を使って枝豆豆腐と言うのを作っていた時期がありますが、すぐその後から始まるソラマメ豆腐の評判があまりにもよく、ほんの短い時期だけなのでだんだんおっくうになり(そんなことではいけませんナァ)今ではソラマメ豆腐だけになってしまいました。今年はまた枝豆豆腐に挑戦してみましょうかねぇ。

さらに・・。このごろ「だだちゃ豆」って言う枝豆が人気がありますが、これも枝豆には変わりありません。本当のだだちゃ豆はなかなか手に入らないと思いますが、最近では何処でも簡単に出てきてしまいます。普通の枝豆だって、ハウス物じゃなく、もちろん輸入物じゃなく、畑でしっかりと作ったものは美味しいと思いますけどねぇ。

Copyright 1996-2004 Kitanose, All rights reserved.