旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-01-06 野菜 Index

野菜:明日葉 (あしたば)

今日は「明日葉(あしたば)」です。

関東から南の暖かい海岸地帯、伊豆七島、小笠原諸島などに自生する多年草です。生命力が強く、「今日、つんでも明日収穫できる」・・・・というわけで「あしたば」と呼ばれています。一般には家畜の飼料として利用する事が多かったのですが、八丈島では山菜として古くから食べられていました。血圧を下げ、血管を強くし、尿の出をよくする・・などと言われています。また、ビタミンとミネラルを多く含んでいるので、健康野菜としても注目をあびています。若い芽や葉、茎を茹でておひたしや和え物にしたり、生のままテンプラにしたりしますが,陰干しをしてお茶にしてもけっこういけるようです。

かなり大きな草で、高さは1mぐらいにもなります。葉も大きく、表面はなめらかで濃い緑色をしています。あまりつややかな草ではありません。春から秋にかけてが本来の旬ですが、最近は都市部に八丈島や大島、伊豆方面からの栽培物が通年入荷するようになりました。栽培物は自生物に比べると香りが弱いのでよく分かります。

簡単にできるおつまみを一つ。

あしたばを煮びたし風に仕立て、とろろをかけたものを作ります。冷たくして食べるとのど越しもよく、夏場のおつまみとしては喜ばれます(今真冬なのに!!!)。和え物なんかもいいですねぇ。

あしたばは色よく湯がいて水にさらして、水気をしぼり、適当な大きさに切ります。レンコンの皮を剥いてこれも適当な大きさにきり、酢を加えた熱湯でサッと湯がき、水にさらした後水気を切っておきます。豆腐は布巾できつくしぼり、裏ごしにかけます。これを砂糖と少量の塩、酢でまったりと薄甘味に調え、あしたばとレンコンをあえます。すり胡麻や白味噌を少量加えるとまた違った味わいの和え物が出来上がります。

と、まぁ、簡単にできるあしたばを使ったおつまみ講座・・・これけっこういけるナァ、シリーズ化するかナァ

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