旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

03-12-13 調味料 Index

調味料:果実酢 4 (バルサミコ酢の使い方)

すっかり日本の料理シーンに定着したバルサミコ酢ですが、本当にちゃんと知られているのでしょうか?そして、うまく、正しく使われているのでしょうか?なぜ料理にバルサミコ酢を使うのか?その料理に本当に必要なのでしょうか?なんとなく・・の思い付きではなく、求める料理の仕上がりを想定して、もう少し適切な選び方、使い方をする必要があるようです。

バルサミコ酢の味のヨウ素は4つあります。すなわち酸味、香り、甘味、濃度です。これだけで多彩な組み合わせになるわけです。さらには生で使うのか、煮詰めて使うのか、製品の年数は・・と追求するとあまりにも奥の深い、またその分魅力のある調味料である事が分かります。

余り難しく考えすぎてはいけませんが、安易に使うのでは逆効果にもなりかねません。高価な調味料であるだけに、効果的に使いこなしたいものです。バルサミコ酢はそれ自体が完成されたソースにもなりえるものですが、時間をかけて作り上げた調味料なので、やはり時間をかけた食材(チーズやパンチェッタ)などとの相性がいいようです。また、油脂とうまく組み合わせることで味と香りがまろやかになります。

ちなみに、年数の若い安価な製品は、腰が弱いので余り加熱するのには適していません。それなりの効果を知った上で、ゆでた野菜にオイルを絡めてさっとたらす・・・(うまい!!!)。また焼き鳥にたらす・・・これもいける。美味しく使える独自のアイデアを生かしたいものです。ただし、やはり一つの基準として、或る程度の値段の張るものを一度は使ってみて、味の違いをはっきり知っておいた方がいいと思います。

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