さらに話は続きます。で、それじゃァ、グレープシードとかパンプキンシードって言うのはどんな油なんでしょう？。

オリーブオイルと比べるとかなり複雑な製造工程を経ているのがグレープシード油です。書いて字の如く、ブドウの種から油を抽出して精製するため、風味はあまり強くありません。話は少しそれますが、ブドウの種から油を抽出するって簡単に書いてありますが、あんな小さなものをいったいどれくらい集めれば油が取れるのでしょう？？？。イタリアだからワインを作る時にブドウの種とかがたくさん出るのでしょうか？。そういった事はこれを書く時に使っている「あんちょこ」にも書いてないんですよねぇ・・。話を戻して。

油切れのよさと適度なコク、色合いの美しさが特徴です。とりわけスクランブルエッグなどの卵料理に使うと、卵が柔らかく仕上がるのだそうです。また、揚げ油として利用もできます。素材がさっぱりと軽く揚がるそうです。また、冷たくしても味が変わりにくいのでマヨネーズなどを作って冷蔵保存もできます。

この油が話題を集めた最大の要因は、ヘルシー感（いまだによく理解していませんが）コレステロールを下げるリノール酸が豊富に含まれている事があげられます。これは体内で合成できないために、食物から積極的に取りたい成分です。また酸度が１％以下と大変低く、ビタミンEがオリーブオイルの２倍も含まれています。現在、たくさんの会社から発売されていますが、中にはポリフェノールを含んでいるものもあります。とは言え、家庭用に販売されているものでもオリーブオイルに比べると若干割高になっています。ああああっ、書いてありました、どれくらいの種からどれくらいの油が取れるのか！！！。なんと４８０キログラムのブドウの種からたったの５００ミリリットルしか取れないのだそうです。
家庭用のビンのむこうには約５００キロものブドウの種があるわけですね。

話が長くなりそうなので、この続きはまた明日書きます。明日はパンプキンシードも一緒に書きます。