旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
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03-08-10 調味料 Index

調味料:砂糖 1

今日から「砂糖」の話を書いていきます。まずは「種類」・・・結晶の大きさや、形の違いなどバラエティに富む調味料です。

砂糖の原料は、サトウキビ(甘蔗・かんしょと読みます)とてんさい(ビート)の2種類となります。これらをどう加工していくかによって、さまざまな砂糖の種類が生まれてきます。

製法によって大きく分けると2つの種類に分かれます。1つは、原料を絞った汁から蜜を振り分けて精製して、結晶を取り出す分蜜糖。もう1つは、そのまま煮つめて作る含蜜糖です。ただし、日常幅広く使っている砂糖は、多くが分蜜糖に属しています。

分蜜糖には、さらにザラメ糖(ハードシュガー)と車(くるま)糖(ソフトシュガー)があります。これは、精製過程で生まれる結晶の大きさや状態の違いによる分類です。またそのほかに、用途に応じた形状に加工した加工糖があり、合計3種類となります。なお、以上は自然の炭水化物に由来する糖質甘味料です。このほかに、いわゆる低カロリー甘味料と呼ばれる、非糖質甘味料があります。人工合成したもの(アスパルテームサッカリン)と天然素材に由来するもの(グリチルリン・ステビア)の2つのタイプがあります。

ここで、分蜜糖について解説してみます。

1.原料から原料糖(粗糖)を作ります。

原料のサトウキビの主な生産地は、タイ・オーストラリア・キューバ・フィジーなどです。そのまま輸入するにはかさばる事、また絞り汁の状態では変質しやすい事から、現地で大まかな結晶に加工した上で輸入するのが一般的です。これが原料糖です。

・・・長くなりますから、続きの2は明日にします。

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