旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

03-07-18 調味料 Index

調味料:フォン・ブラン・ド・グォライユ(鳥の出汁)

フォン・ブラン・ド・グォライユ(鳥の出汁)

鳥ガラ10kg ツメ鳥(老鳥)1羽分 ミルポワ(タマネギ1kg 人参800g セロリ120g ニンニク2束 トマト3ヶ セロリの葉の部分300g ポワローの緑の部分300g) ローリエ2〜3枚 タイム少々 しろコショウ15g 原塩少量

優しい旨味を持ち、素材の色や味の邪魔をしないので、白い色を生かす料理に用いるほか、煮詰まりすぎたソースを薄めるのみの使われるのだそうです。ミルポワは生で使い、しっかりとアクを取るのがポイントなのだそうです。

鳥ガラはしっかり水で洗って血抜きをします。余分な脂や汚れを取り除き、寸胴鍋の中に血抜きをした鳥ガラとツメ鳥を入れ、水を加えます。いったん強火で沸騰させて、大きいスバテラ(しゃもじの大きいのみたいな物でいいでしょうか?)でよく混ぜます。茶色っぽいアクがドンドン浮き上がってきます。

最初から頻繁にアクを取ると、旨味をとり除く事になりますから、ある程度表面にたまるまで取らなくてもいいようです。鍋の表面にアクが白く固まってきたら、このアクを取り除きます。この段階のアクは、多くの不純物を含んでいますので、完全に取り除く事がポイントなのだそうです。

大きめにきったミルポワを加え、沸騰したら、白い泡が出るまで強火で煮ます。しっかり沸騰させる理由は、鶏がらの周りに残っているアクを表面に浮かせるためです。セロリのは、ポワローの緑の部分を鍋に入れ、続いてトマト、香辛料を加えます。生のトマトは、フォンの濁り、汚れを分解して細かくする効果があり、緑の葉は細かくなった汚れを吸着する効果もあります。フォンがだんだんと澄んできます。

このまま沸騰状態を保つ程度の火力で、周りにうく白いアクを時々取り除きながら3〜4時間煮込みます。その後、シノワで漉します。冷めてから上に浮いてきた余分な脂も取り除きます。これでフォン・ブラン・ド・グォライユの完成です。

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