料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
茄子の原産地はインドのベンガル湾からマレー半島と推定されています。日本の茄子は、中国の華北から朝鮮半島を経て北陸地方に伝わった丸茄子と、華北、華南から北九州に伝わった長茄子が基本になって各地に広がりそれぞれの環境や好みに適した地方品種が出来ていきました。現在、市場には、カタチ、いと、大きさの違うさまざまな茄子が出回っています。今回は、この中から最も一般的に手に入れる事の出来る卵形茄子を使います。
秋口になり、丸々と太った形のよい茄子の中心をくりぬきます。ここの鰻の蒲焼をペースと上にして、魚のすり身、ホイップクリームなどで味を整えなおした物を詰めます。この茄子の表面に細かくきりこみを入れ、片栗、天ぷら子を混ぜ合わせてといた物をつけて油で揚げます。全体に火が通ったら油から上げ、半分に切ります。蒲焼にした鰻を適当な大きさに切り、この茄子と一緒に盛りつけ生姜汁で味を整えたみたらしあんをかけ山椒の粉を振ります。木の芽をのせて完成です。