旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-05-25 お知らせ

生の野菜を食べる?・・のつづき。

さて、何回も言うけれど「生野菜(いわゆるサラダって言うやつ))」を食べてはいけないとか、間違っているとか言っているのではない。効率的に沢山の野菜を食べるには「火を通した(例えばゆでてお浸しとか)野菜」が一番だと言う事なのだ。一昔前ならば「生の野菜」は身体を冷やすと言っていた。

さて、東洋医学には「本草学」と言うものがある。漢方では医食同源の文化で普段食べている米や麦、もっと言えばラッキョウやゴボウ・山椒や山芋までも薬としてしまうのだ。本草学ではこれらのものを食べた時(本当は天然ものの事らしいけど)身体を冷やすのか暖めるのかで、またその程度によって、寒・冷・温・熱と言うグワイに分けている。(何か段々難しくなってきたなぁ)食べ物の寒・熱は大雑把に言うとこんな風になる。熱帯地方、または暑い季節に出来た食べ物は身体を冷やす効果があり、寒い地域、または寒い季節に出来た食べ物は身体を暖める効果がある・・また地面の下で出来た食べ物は身体を温める効果があり、地面より上で出来た食べ物は身体を冷やす効果があると・・されているのだそうな。さらに肉類には温の作用があり、生野菜・果物・甘いもの似は身体を冷やす効果がある・・と言われている・・のだそうな。

何を言っているんだ!!冬になって体が冷えたら家に帰って暖かい鍋でも食べていっぱい飲めば身体はぽかぽかじゃないか・・逆に夏になって暑くてたまらなかったら、冷たい氷水でもいっぱい飲めばすぐに身体は冷えるじゃないか・・・。っと、こうおっしゃるのも もっともだけど・・。
例えば冷たい氷水を飲めば確かに10〜20分ぐらいの間は身体を冷やす事ができるかもしれないけれど「本草学」で言う身体を冷やす食べ物、例えば夏ならばスイカなどは食べた後身体を2時間ぐらいは冷やしておける力があるのだと言う。

まだ続きそうなのでこの続きはまた明日。(結構長くなるかもしれないなぁ)

Copyright 1996-2004 Kitanose, All rights reserved.